大阪展示(20):レジ袋有料化で思い出す恥ずかしい体験…

Saori Mochizukiのエアータニマチ/化粧廻しポーチ/エコバッグ

 

こんにちは、東京/てんてんしましま(水玉とボーダー・ストライプ)で日常をドラマチックにするバッグを作っている「Saori Mochizuki(サオリモチヅキ)」のデザイナー望月沙織です。

 

ついに本日(2020年7月1日)からレジ袋が有料化となりました。バッグを売っている身として、また、お買い物の際、今後はレジ袋を有料で提供する立場として、いろんなことを考えました。

 

コンビニでも有料になるので、ぱっと買い物、なんて時は結構戸惑うかもしれません。

 

でも、出先で食べるお弁当とか、ビニール袋に入れて捨てたいものなどは、有料で買ってでも確保した方がいいのかもなぁと思ったり。

 

むかしむかし、わたくしが子供の頃は、ゴミは結構適当な出し方をしていまして、時代を経るにつれ、徐々にルールが厳しくなり、そのうち、自治体指定のゴミ袋が有料で売られるようになっていった時には、「捨てるものを買うなんて、、、」とものすごく抵抗を感じたのを覚えています。

 

でもたとえ捨てるために作られているものだとしても、そこにコストは発生している訳なので、曲がりなりにもモノ作りの末席に名を連ねるものとしては、レジ袋にも、きちんと見える形で値段が付くのはいいことなのかもしれないと思いました。

 

それでいうと、もう1つ、思い出すと顔から火が出る昔話があります。20年ほど前、大学の卒業旅行でドイツへ行った時のことです。

 

ある百貨店で、祖母のためのお土産として、ストールを買ったのですが、ドイツでは当時から簡易包装が当たり前だったので、お会計後は、そのままむき出しでポーンと渡されたんですね。

 

でも日本の慣習(頼めば無償で簡単にプレゼント用に包んでくれる)に慣れていたわたくしは、うっかり「プレゼント用に包んで欲しい」と思ってしまいまして、それをなんとか店員さんに伝えようとしました。

 

つたない英語でお願いすると、店員さんは笑顔で「OK」とわたくしからストールを受け取ると、突然グルグルと自分の首に巻きつけて、「どう?どう??」とポーズを取り始めたのです。

 

全く予想していなかった店員さんの行動にあっけにとられて、一瞬呆然としたのですが、直後に、「wrap」という言葉の意味を取り違えられたのか、、、と気付き、なんだかめちゃくちゃ恥ずかしくなったのを覚えています。(*「wrap」は、いわゆる「ラッピング」の語源でもありますが、単に、「巻く」という意味もあります)

 

その後、なんて言って店員さんを制止したのか全く記憶にないのですが、その時の、ストールを首に巻いてドヤ顔でポーズをとる店員さんの様子は、「自分の常識がどこでも通用する訳ではない」という戒めとともに、今でも鮮明に思い出されます。

 

わたくしが、突然の「ファッションショー」に面食らったのと同じくらい、ドイツの店員さんにとっては、無償でギフトラッピング、なんて都合のいいものは、想像すらできないものだったのかもしれません。

 

そこから遅れること20年…。

 

いつか日本も、無償で「包んで」ということに対して、えっ?!と思う日がやってくるのでしょうか。

 

とりあえずわたくしは、エコバッグ関とともに、様子を見たいと思います。

 

「土俵入り」(関取エコバッグ+化粧廻しポーチ)

バッグ本体サイズ:W(横) 32 x H(縦) 38 cm・綿100%
化粧廻しポーチ:W(横) 10 x H(縦) 17cm・正絹など

(ポーチの正味:W(横) 10 x H(縦) 13cm)
10cm幅のバネ口金を使用

40cm前後の脱着可能なチェーン付き

 

こちらのセットは、数量限定で、大阪の受注会で「土俵入り」させようかな…と思っております。

 

大阪に来られない方のために、オンライン販売用にも少しだけ数を確保して、UPする予定です。商品注文ページは、新作バッグ同様7月16日(木)の11:00amオープン予定です(早割期間は7月19日23時ご注文分まで)。

 

販売開始までに新作の詳細がご覧になりたい場合は、こちらのブログや、エアータニマチ by Saori Mochizukiのインスタグラムをご確認いただけたらと思います。

 

その他、何か商品に関してご質問などあれば、お気軽にご連絡ください。

 

お問い合わせはこちらから

 

今日も最後までありがとうございました。

 

—–

 

大阪の受注会は、どうぞお気軽にいらしてください。初めての方はハードルが高く感じられるかと思いますが、ご覧いただくだけでも気兼ねなくどうぞ〜。

 

サオリモチヅキ

新作バッグ受注会

「This is the Bag vol.2」

 

2020年7/16(木)-19(日)の4日間
11:00-18:00(最終日は17:00)

 

会場:ROJIギャラリー1616

大阪府大阪市浪速区恵美須東1丁目16-16

 

・大阪メトロ堺筋線「恵美須町駅」3番出入口より徒歩1分

・大阪メトロ御堂筋線「動物園前駅」5番出入口より徒歩7分

・JR環状線「新今宮駅」東口(通天閣口)改札より徒歩7分

・阪堺電車「恵美須町駅」より徒歩1分

 

商品は、受注会終了後宅配での引き渡しになります

*アイテムによっては、納品までにお時間をいただく場合がございます

*一部、即日お渡し可能な商品もあります

*お支払いには現金の他、クレジットカード・QRコード決済などがお使いいただけます

*念のため、入場の際はマスクの着用をお願い致します(会場でもSaori Mochizukiオリジナルの布マスクを販売いたします)

 

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東京「日常をドラマチックにする」バッグ

Saori Mochizuki

デザイナー 望月沙織

 

〜大阪展示までの道のり〜

大阪展示(1):2020年7/16(木)-19(日)で受注会やります

大阪展示(2):オリジナル持ち手のご縁のお話し

大阪展示(3):なぜオリジナルの持ち手を作ろうと思ったのか

大阪展示(4):オリジナル製作に立ちはだかる壁のお話し

大阪展示(16):新作バッグ「Stay Home」のこだわりポイント・その3(便利機能の話)

大阪展示(17):新作バッグ「Stay Home」のこだわりポイント・その4(底の秘密)

大阪展示(18):早期割の購入方法について

大阪展示(19):「レジ袋有料化場所、幕内土俵入りであります」

 

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