大阪展示(6)：新型コロナウイルスの影響下で難しかったこと
こんにちは、東京／てんてんしましま（水玉とボーダー・ストライプ）で日常をドラマチックにするバッグを作っている「Saori Mochizuki（サオリモチヅキ）」のデザイナー望月沙織です。
リボンには、赤の他に、黒とべっ甲もあります。
それぞれ３色の持ち手（赤・黒・べっ甲）から切り出していただきました。
「持ち手のなか（ドーナツでいうところの穴）に、別のパーツを入れ込むとコストを抑えられますよ」とAndorinhaさん（今回このアクリルパーツを作ってくださったお取引先）にご提案いただき、なるほど〜と思って、あれこれ考えた結果、作りました。
これも、新作バッグに使う予定です。
ちなみに今回は、コロナの影響もあったので、発注は全てリモートで行いました。
そうなると難しいのが、色の選択です。
なにしろ、アクリルパーツを作ること自体が初めてだったということもあるので、実際に見て、触って、あれこれやりたいと思った部分もあったのですが、、、やむを得ません。
どうしようかな、と考えた結果、思いついたのが口紅のリップグロスでした。
赤は、こっくりと赤いリップグロスのイメージがあったので、これだ、と思うグロスを買って、送ればいい！（我ながら妙案！）と思い、いそいそと中目黒の駅前にあるドラッグストアに駆け込んでみたのですが…テスターが一切ない。
コロナの影響で、テスターは全て店頭から下げられてしまっていたのです。。。
それでもなんとか選べないものかな、と思ってあれこれ見て回りましたが、売り物の新品は、パッケージが巻かれていたり、そもそも箱に入っていて中身が見えなかったりして、色を確認することが難しく、結局断念しました。
そんなこんなも影響して、コロナからこっち、口紅の売り上げは下がってしまっているようですね。その要因としては、マスクをするから・外出自粛でメイクの機会が減ったから、などが主だったもののようですが、テスターで確認できないから、というのも影響していると聞いて、激しく頷いたものです。
話が脱線しました・・・。
もどって、じゃあどうしたか、ということですが、最終的には手元にあるカラーチャートの本を片っ端からめくってイメージに近いものを洗い出し、その色のCMYKの値をお伝えする、という方法をとりました。
そこで少し疲れてしまって…黒とべっ甲に関しては、「黒ネコと茶トラが作りたいんです」というかなり乱暴な感じの投げ方になってしまったのですが、Andorinhaさんの方で色々候補をみつけてくださり、無事製品化にこぎつけることができました。
特に黒に関しては、イメージが暴走してしまったので、
＞＞ 大阪展示(3)：なぜオリジナルの持ち手を作ろうと思ったのか
軌道修正してもらうという意味でも、ゆだねてみてよかったなと思っております（Andorinhaさんの方にはご迷惑がかかったかもですが、、、）。
ちなみに持ち手とチャームの他に、もう一つ一緒に切り出してもらったものがあるのですが、ここでちょっとした失敗が発生いたしました、、、。
そんなこんなについては、また次回お話ししたいと思います。
今日も有難うございました。
ーーーーー
受注会は、どうぞお気軽にいらしてください。初めての方はハードルが高く感じられるかと思いますが、ご覧いただくだけでも気兼ねなくどうぞ〜。
サオリモチヅキ
新作バッグ受注会
「This is the Bag vol.2」
2020年7/16(木)-19(日)
11:00-18:00（最終日は17:00）
大阪府大阪市浪速区恵美須東1丁目16-16
・大阪メトロ堺筋線「恵美須町駅」3番出入口より徒歩1分
・大阪メトロ御堂筋線「動物園前駅」5番出入口より徒歩7分
・JR環状線「新今宮駅」東口（通天閣口）改札より徒歩7分
・阪堺電車「恵美須町駅」より徒歩1分
＊商品は、受注会終了後宅配での引き渡しになります
＊アイテムによっては、納品までにお時間をいただく場合がございます
＊一部、即日お渡し可能な商品もあります
＊お支払いには現金の他、クレジットカード・QRコード決済などがお使いいただけます
＊念のため、入場の際はマスクの着用をお願い致します（会場でもSaori Mochizukiオリジナルの布マスクを販売いたします）
ーーーーー
東京「日常をドラマチックにする」バッグ
Saori Mochizuki
デザイナー 望月沙織
〜大阪展示までの道のり〜
