31アイスクリームの値付けについて
こんにちは、東京の水玉オリジナルバッグブランド「Saori Mochizuki(サオリモチヅキ)」のデザイナー望月沙織です。
先日、息子と31アイスクリームに行ってびっくりしたことがありました。
今更ながら知ったのですが、31アイスクリームの価格って、オープン価格なんですね。
店舗の立地条件や販売状況などに応じた店舗別価格により販売をいたしております。
店頭にあるカタログ類に一切価格が書かれていないので、なんでかな〜?と思ってホームページを見て知りました。
ちなみにわたくしが行ったお店は、
シングル(小)
レギュラー(大)
が1スクープの単位でした。
なので、その2種類の価格が店舗ごとに違うのかなぁと思っていたら、そもそも1スクープの単位が、
キッズ(小)
レギュラー(中)
キング(大)
と3種類あるお店もあるようで、一口に「価格設定」といっても、客層やニーズによって売れるサイズなどを探って設定しているんだなぁと改めて驚きました(←今まで全く気付いていなかった自分に…)。
サーティーワンは中目黒の駅前にもあって、以前中目黒でお店をやっていた時はたまに行ったりもしていたのに、なんで気づかなかったんだろう、、、と思いましたが、それもそのはず、中目黒店にしか行ってなかったから、なんですよね。
例えば中目黒店の他に最低でももう1箇所足繁く通う店舗があれば、それぞれに2、3回通った時点で気付いたかもしれません。
そして、家電を買う時などとは違って、アイスは「今ここ」で食べるものなので、いざ食べたい、となった時に、ネットで調べて、同じものなら値段が安い方に移動して食べよう、なんてことにはなりにくいという性質もあります。
そんなこんなもあるので、31アイスクリームはオープンプライス戦略をとりやすいんだろうな、と思いました。
…と、値付けのことをあれこれ考えながらアイスをつついていたら、
「そういえば昔、海外のバイヤーさんに値段をきかれてコタエたら、イラつかれたことがあったなぁ」
と、香港の展示会でのニガい出来事を思い出してしまいました。
それについてはまた次の記事で思い出してみたいと思います。
ちなみにサーティーワンでは、わたくしは圧倒的にコーン派です。なんならプラス料金でワッフルコーンに変えたいくらいの人です。
そしてコーンの方がシズル感(アイスクリームらしさ)があるよね、と思って息子の分と2つ、コーンで頼んだら、
「カップがよかったのに…(涙)」
と激凹みされました…。
(そしてしっかりコーンを残されました…。)
長年、
「同じ料金を払うのに、食べられないカップを選ぶ人なんているのかしら?!」
と、卑しいことを思い続けていた過去の自分に言いたい。
あんたのお腹の中から飛び出してきますよ!
(激凹みされて、こっちも激凹みだ)
東京「日常をドラマチックにする」バッグ
Saori Mochizuki
デザイナー 望月沙織