40年間で何を育てましょうか。

Saori Mochizuki(サオリモチヅキ/望月沙織)の両国国技館をモチーフにしたオリジナルプリント生地とオリジナル箔加工の本革を使ったミニボストンバッグ

 

こんにちは、東京の水玉オリジナルバッグブランド「Saori Mochizuki(サオリモチヅキ)」のデザイナー望月沙織です。

 

お子(6歳)が、カメを飼いたいと言い始めました。

 

理由を掘り下げていくと、きっかけはYouTubeのようです。

 

テラリウム作りという、カメを飼う水槽を飾り付ける動画を見て、心惹かれたようです。

 

当然のことながら発生する、生き物を飼うとは問題。。。

 

わたくしの一番の懸念事項は、カメがたいそう長生きする動物だ、ということでした。

 

長い子だと40年も生きるそう。

 

6歳のお子が、今すぐに飼ったとして、ちょうど現在のわたくしの年齢くらいまでお世話をし続けなければならない可能性があるのです。

 

その間、ライフスタイルはめちゃくちゃ変化します。

 

ハタチくらいまではなんとなく想像がつくとして、その先、就職して、結婚して、となったら、環境は大幅に変わります。

 

仮に就職も結婚もしなかったとしても、そもそも親であるわたくし達を含めて、40年後に生きているのかどうか、生きていたとして、日本に住んでいるのかどうかだなんて全く分かりません。

 

海外で暮らすとなった時に、一緒に連れていきたいからと言って、そのカメは簡単に日本から「輸出」できるのでしょうか。

 

もちろんお子には、

 

「まず、カメさんのことについて、色々調べてみようよ」

 

という話はして、何を食べるのか、どういうお家が必要なのか、などを図鑑やYouTube、周囲の人(同級生や先生)で情報収集するよう促しました。

 

そして、40年間どうするんだ問題についても話してみましたが、やはりこの点につていは、全くピンと来ていない様子です。

 

とはいえ、40年後にどうなっているか分からないから、やらない(飼わない)というのもなんか違うような気もしています。

 

そもそも人生なんて、良くも悪くも思い通りにはいかないし、想定外のことが山のように勃発します。

 

その悪い面ばかりをとらえて生きていくのはとても窮屈です。

 

だから、人生において大切なのは、最悪の事態を想定して身構えることではなくて、万が一、その最悪の事態がおこった時に、軌道修正できるスキル等を身につけていくことなんじゃないかな、と思っています。

 

・・・だとすると、、、

 

とりあえずカメは飼ってみる。

 

そしてお子には、そこからの40年間、自分やこのカメに万が一のことがあった時に、助けてもらえる環境・人脈作りを人生の目標にして生きていってもらう、っていうのもアリかもな、と考えたりしました。

 

「ちょっとオレ、3年ばかり地球放浪してくるから、その間このカメ見といてくれる?!」

 

に、2つ返事で「あいよ!」と返してくれて、本当にキチンと面倒を見てくれる友達ができていたとしたら、素晴らしくないですか。

 

もしくは、3年間、ペットショップに預けられる財力を持っている、でもいい。

 

そんなこんなを考えていたらちょっと楽しくなってきたのですが、いかんせん、命でございます。

 

もうしばし、お子の熱が本物かどうかを見極めつつ、こちら側も慎重に検討したいと思っています。

 

ーー<11月のイベント、お待ちしております>ーー

 

<Saori Mochizuki & chrysalide 期間限定ショップ>

 

20220年11月

19日(土)12-19時

20日(日)11-18時

 

東京・東日本橋ギャラリー
東京都中央区東日本橋2-9-4

都営 浅草線「東日本橋」駅

B3出口から徒歩1分

 

 

東京「日常をドラマチックにする」バッグ

Saori Mochizuki

デザイナー 望月沙織

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