未知のバスボム作り
こんにちは、東京の水玉オリジナルバッグブランド「Saori Mochizuki(サオリモチヅキ)」のデザイナー望月沙織です。
なかなかお風呂に入ろうとしないお子への誘い水グッズとして、バスボム作りに挑戦してみました。
調べてみると、
重曹:クエン酸:あら塩 = 2:1:1
に、少量の水を混ぜるとできるということで早速やってみることにしました(重曹とクエン酸は、肌に触れるので、食品用のものがよいです)。
今回は手に入った重曹が1パック130g入りだったので、それに揃えて、クエン酸65g、あら塩65gで作りました。
完成イメージとしては、LUSHとかで売られている丸いやつです。
本当は食紅(もしくは手作り石鹸用の絵の具)でカラフルな色をつけたかったのですが、手に入らなかったので今回は諦めました。
でもそれだとつまらないので、横綱を入れてみることにしました。
丸く固めるには「ガチャガチャのケースが便利」とのこと。
横綱、すんません。
しばしの我慢を(しかしガチャガチャ出身なので、サイズ的にはぴったり)。
お子、たっての希望でたこ焼き(食品サンプルのやつ)も丸めることに。
ガチャガチャのケースは1個しかなかったので、こちらはラップで包んでおにぎりみたいに握ってみました。
ちなみに重曹・クエン酸・あら塩はタッパーなどの蓋付き容器に入れてシャカシャカ振って混ぜると楽チンです。
そしてポイントになるのが水の分量!
重曹とクエン酸の混合物は、水が混じることで二酸化炭素を発生させる(お湯を炭酸泉にする)ので、最初にたくさんのお水を入れてしまうと、その時点でシュワシュワと二酸化炭素を発生させてしまいます。
かといって、入れなさすぎても固めることができません。いろいろネットで調べると、
「霧吹きで水を少しずつ吹きかけて、様子を見ながら混ぜていく」
のがいいかもしれない、とのことだったので、その通りにやってみました。
5回くらい吹きかけたところで、固められそうな手触りになってきたので、早速丸めてみることに。
しかーーし。
おし、綺麗に丸まった!
と思ってお皿において、ほんの数分後にふとみてみたら、、、
ぎゃーーーっ!
なんか、ダレているではないですかっ!!(涙)
心なしか、膨らんでもいる。。。(おそらくほんのり二酸化炭素のガスが発生し始めている)
(左:たこ焼き、右:横綱)
えぇぇぇ、どうしようどうしよう、、、
と困惑しているうちにどんどんダレていき、最終的には
バスボムというか、バスはんぺん状態に、、、。
「思ってたんと ちがーーーう!」
と叫ぶわたくしをみて、ゲラゲラと笑うお子…。ううう。
お水の量は、たった霧吹き5プッシュですが、もっと少なくても良かったのかもしれません。
もしくは、そこそこ固まるまで型に入れっぱなし(もしくはラップに包んだまま)にしておいた方が良かったのかもしれません。
しかしもうすっかりはんぺんになってしまってます。。。
ここからまたいじったら、もっとひどいことになりそうだったので、諦めてこのまま乾燥させてみることにしました(ネットの推奨は半日〜24時間)。
はたしてお風呂でシュワシュワさせることはできるのでしょうか。。。
追伸:
ちなみに今回わたくしは、思い立ったその日にどうしても作りたくなったので、近所のお店やドラッグストアで重曹とクエン酸を調達しました。
…が!
クエン酸に関しては、食品用としてはあまりポピュラーではないからか、スーパーでは売っておらず、ドラッグストアでスタッフに聞いて棚から持ってきてもらいました。
そしてネットで見た価格
の2倍近くしたので超絶ビビりました(コ◯カラファインで1800円くらい。でもわざわざ持ってきてもらった手前、いりませんとも言えず、買いました…)。
食品用の重曹は、お菓子作りの材料としても使われることがあるからか、スーパーの製菓コーナーにありました(130g/100円くらい)。こちらはむしろネットの方が買いにくいかもです(少量販売していない感じ。もしくは100円くらいのものを倍近い送料で買う感じ)。
という訳で、食品用の場合、クエン酸はネットで、重曹はスーパーで探すことをお勧めします。
東京「日常をドラマチックにする」バッグ
Saori Mochizuki
デザイナー 望月沙織