コツコツに活路はあるのか?!

 

こんにちは、東京の水玉オリジナルバッグブランド「Saori Mochizuki(サオリモチヅキ)」のデザイナー望月沙織です。

 

このtweet、めっちゃ膝打ちました。

 

要は、コツコツが好きな人って、「プログラミングのコードを書く」みたいな、細々としたものとじっくり向き合うことが大好物なので、コードを書くこと自体が目的化してしまいがちなんですよね。

 

だけどプログラミングは、そもそもなにかの作業をラクにするための手段として存在する、ということを考えると、それは本末転倒なことになってしまいます。

 

で、翻って、我がお子のお話しです。

 

かねてからプログラミング講座に通ってまして、

 

「ちょっと」は「すこし」っていう意味

 

おかげさまで1年経った今も続いています。

 

今はまだ、本格的にコードを書いて何かの機構を組み立てる、ということはしておらず、もっと輪郭の部分を楽しむ要素が強いので、まだ何とも言えないのですが、お子の好みや性格を考えると、細かいものを徹底的にいじり倒すのが好きなタイプなんだろうな、という気がしています。

 

だとすると、冒頭のtweetにあるような、

 

「(細かい作業を避けて)ラクをするために頭を使ってコードを書く」

 

ことに喜びを見出すタイプの人間ではない気がしているので、もしかしたら、効率のいいプログラミングを組み上げる方向に向かう人間じゃないのかもな、なんて気がしています。

 

かといって、細かいものを徹底的にいじり倒すことがダメだとも思いません。

 

昨今は、効率化が叫ばれる時代なので、同じことを繰り返す単純作業のような、効率の悪いもの(もしくは人間がやらず、ロボットに任せてしまえば済むもの)に対して否定的な感じがあります。

 

でも、誰が何と言おうと、それが好きなのであれば、とことんやったらいいと思っています。

 

ただ将来、生きていくために稼いで食べていく、ということを考えると、それが稼ぐ力に繋がるかどうかという問題もあります。

 

なので最近は、細かいものを徹底的にいじり倒すことが威力を発揮する場ってどんなものなんだろう、、、??ということを考えたりしています。

 

これはそのまま、わたくし自身がやっていることを振り返るのにも重要な視点です。

 

そもそも自分自身はどっちのタイプの人間なのか次第で、「バッグを作る」方向性は違ってきます。

 

・・・ということに、気付いていたようで気付いていなかったような10年なので、ここらで今一度、ちゃんと考えてみたいと思っている今日この頃です。

 

ちなみにみなさんはどっち派でしょうか??そんなお話もできたら面白いだろうな、と思っております。

 

東京「日常をドラマチックにする」バッグ

Saori Mochizuki

デザイナー 望月沙織

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