外反母趾対策で、医療用インソールをオーダーしました
こんにちは、東京の水玉オリジナルバッグブランド「Saori Mochizuki(サオリモチヅキ)」のデザイナー望月沙織です。
病院で、外反母趾対策のインソールを作りました。
ことの発端はダイエットです。
(お陰様でその後-14kg達成。目標の-15kgまであと-1kgとなりました)
以前から足を酷使すると左足の親指の付け根が痛む傾向があったのですが、ダイエットのために隙を見つけてウォーキングをするようになったら、痛みがなかなか引かず、慢性的に痛むようになりました。
外見的にも左足の方だけ親指の付け根がくの字状に外に飛び出し気味になってきたので、このままではいかん、、、と足専門の病院に行ってみました。
診断結果としては、まだ完全なる脱臼状態まではいってないものの、左右の足のバランスが悪く、アーチも崩れてしまっているとのこと。
本来は土踏まずの部分(内側)が上にもりあがっていないといけないのに、わたくしは少し扁平足化が進み、両足共に内側に倒れてしまっていて、それも痛みの一因になっているとのことでした。
「ちょっと値段は張るけれど、オーダーメイドで靴のインソールを作って矯正することができます。どうしますか??」
と言われ、なんにしてもモノづくりには興味津々のわたくしは、「値段が張る」という肝心の部分をすっかりスルーして、若干前のめり気味に、作ります!とお願いしてしまいました。。。
初日の診察は、足の部分だけをあらゆる角度からレントゲンを撮り、足裏のタコなどを削ってもらって終了(扁平足化の影響か、親指と人差し指の間あたりが若干硬くなってしまってます)。
後日、義足士さんに足を採寸してもらいインソールを発注しました。
「普段よく履く靴を2〜3コ持ってきてください」とのことだったので、お気に入りのスニーカー・パンプス・レースアップシューズ的なオシャレ靴の3つを持参したのですが、
・スニーカーと、パンプス or レースアップシューズではインソールの作り方が若干変わる
・保険適応で作れるインソールは1年半に1つまで
とのことだったので、今回はスニーカーに合わせたインソールを1つ作ってもらうことになりました。
採寸では、まず、生花とかに使う、メリメリメリメリ…とめりこむスポンジに足をめり込ませて型を取ります。
(これこれ、こんなやつ!子供の頃、指とか突っ込んで遊びませんでしたか…?わたくしは今でも見かけるとやってしまいますぞ…!!)
その後、「ギプスでも取ります」と言われ、濡れた包帯みたいなものをペタペタと貼られ、ラップでグルグル巻きにされました。
そこから約2週間して病院で受け取ったインソールがこれです。
当たり前ですが、100均などで売られているペラペラのインソールとは違って、わたくしの足に合わせた複雑な凹凸が刻まれています。
自分のスニーカーに合わせて履いてみた第一印象は、一言でいうと、
違和感。
痛いとか、きついとか、不快な感じはないのですが、土踏まずのあたりとか、今までフリーだった部分に圧倒的な存在感を感じ、なんか変、なんか変、を心の中で連発していました。
例えて言うなら、猫のてんちゃんが我が家にやってきた時のコルクの顔みたいな感じです。
えっ?ずーっといるの?ずーーーっとそこにいるの??
と、しばらくは靴の中の凸が気になって気になって仕方がなかったです。
ちなみに義足士さん曰く、
「インソールをつけて歩くと、使う筋肉の場所が変わって筋肉痛が出たりするかもしれないので、最初は1日2時間程度の使用におさめてください」
とのことでした。
確かに、もし筋肉痛が出るとしたら、本来はその部分を使って歩かないといけないってことなんですよね。
とりあえずしばらく使ってみて、1ヶ月後に様子を見せに来てください、ということになりました。
そしてその時、少し歩き方のリハビリ(矯正訓練的なもの)をやってみましょう、という話になっております。
さて、わたくしの外反母趾は良くなるでしょうか〜〜(なってくれないと困るのですがーーー)。
ちなみにうっかりスルーしてしまった「値段が張る」ですが、、、一応保険適応になるものの、最初に5万円ほど、自腹で用立てる必要があります。。。
そしてのちに保険組合に申請して、何割かを還付してもらうキャッシュバック方式になっているのですが、そのあたりについてはまた後日ブログでご紹介したいと思います。
東京「日常をドラマチックにする」バッグ
Saori Mochizuki
デザイナー 望月沙織