偽ることはOK?:The Circle(ザ・サークル)/NETFLIX
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こんにちは、東京の水玉オリジナルバッグブランド「Saori Mochizuki(サオリモチヅキ)」のデザイナー望月沙織です。
しつこく「The Circle」の話しが続きます(語りたいことがいっぱい)。
もちろんヒカリエのイベントも続いております。
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<イベント詳細>
2021年8月16日(月)-31日(火)
東京・渋谷ヒカリエ(東急・東京メトロ/渋谷駅直結)
5F/ザ・マーケットプレイス 内
■イベント期間中に使える「最新情報」ご登録者限定のスペシャル特典は8月12日配信のメールにてご確認ください
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<以下、「The Circle」について若干のネタバレが含まれます>
先日、「The Circle」を観ていると、
「外見が美しいことがいいことなのか、悪いことなのか、わからなくなった」
という話をしましたが、
「The Circle」では、もう一つ浮き彫りになるテーマがあります。
それは、
「嘘をつくことは許されるのかどうか」
という点です。
参加者は、架空の人物になりすましてゲームに参戦することも可能です。
そしてゲームの最中は、誰がなりすましなのか、ということが話題に上ることも多々有ります。
なりすます、ということは、他の参加者をだますことになります。
だます=嘘をつく
ことになるので、それは即刻排除(ブロック)されるべき対象、、、
となるかというと、なかなかそう簡単にいかないのがこの番組の面白いところです。
では一体どこに境界線があるんだろう、と思いながら観ていてわたくしなりにわかったことは1つ。それは、
嘘を他人を陥れるために使うかどうか
です。
たとえプロフィールをなりすましていたとしても、そのキャラクターのお面をかぶった下から誠意ある人間性が透けて見えてくるような参加者がいますが、そういったタイプの人は比較的長く生き残っている印象があります。
逆にプロフィールに全く偽りがなく自分本人として戦っていても、他人の好意を悪用したり、自分本位に動いたりする人は、あっけなく排除されてしまったりするのです。
わたくしは普段から息子には基本「嘘はいけない」という話をしています。
でも「The Circle」を観て、いけないのは「嘘をつくこと」ではなくて、「人に悲しい思いをさせることなんだ」ということを付け加えて説明したほうが良いな、と思いました。
あぁ、それにしても、掘れば掘るほど楽しいです、この番組。仕事そっちのけで、登場人物の誰が好きか、なんてことをいろんな人と語りたいと思う今日この頃です。
東京「日常をドラマチックにする」バッグ
Saori Mochizuki
デザイナー 望月沙織