絵文字はEMOJI:The Circle (ザ・サークル)アメリカ編/NETFLIX
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こんにちは、東京の水玉オリジナルバッグブランド「Saori Mochizuki(サオリモチヅキ)」のデザイナー望月沙織です。
「The Circle」の話しは続きます。
もちろんヒカリエのイベントも続いております。
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<イベント詳細>
2021年8月16日(月)-31日(火)
東京・渋谷ヒカリエ(東急・東京メトロ/渋谷駅直結)
5F/ザ・マーケットプレイス 内
■イベント期間中に使える「最新情報」ご登録者限定のスペシャル特典は8月12日配信のメールにてご確認ください
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この番組の醍醐味は、コミュニケーションの全てが非対面のSNS(チャット)上で行われる点にあります。
出演者はチャットへの書き込みを音声入力で行うので(喋っていることが画面上で文字で確認出来る確率が高いので)、ヒアリングが強化されますし、なによりも、教材などではなかなかお目にかかれない2020年のアメリカのリアルで最先端な口語英語やスラングに触れることができます(なのでこれを10年後くらいにみなおしてみた時にどんな印象を受けるかな、と今から楽しみにしています)。
日本語の
W や(笑)
は、
LOL もしくは lol
(「laughing out loud」の頭文字略)
など、定番的なものから、ハッシュタグ(#の後ろに続く言葉)の使い方や略し方などが日本語にはない言い回しだったりするので見ていて新鮮です。
そして、「絵文字」は、そのまま「EMOJI」という言葉として根付いているということを知りました。
ある文化が海外に輸出された時、その輸出先にその文化に該当するものが存在しないと、翻訳のしようがないので、輸出元で呼ばれていた呼称がそのまま言葉として定着するといったケースは多々あります。
寿司(SUSHI)
歌舞伎(KABUKI)
などはそのわかりやすい例だと思いますが、絵文字がEMOJIと言われているのを見て、絵文字文化は日本発祥で、少なくとも英語圏においては、その概念に当たる言葉が出来上がる前に浸透した文化なんだ、ということがわかって、とても興味深かったです(ちなみに「The Circle」にはフランス編もあるので、フランス語ではどう表現されているのかこの後早速番組をみて、確かめてみたいと思います)。
また、わたくしは普段あまり音声入力をしないので、各絵文字のことをあまり言葉で表現したことがないのですが、「The Circle」では各出演者が各絵文字をそれぞれの言葉で表現しながら入力しているので、それも見ていて楽しいです。
というか、絵文字って、表意文字の最たるものなので、それを表音文字文化(英語)圏の人が使いこなしているというのが面白いです。本人が意図したものとは違うニュアンスで受け取られたりするケースもあり、人間が絵文字を使いたくなる時ってどういう時なんだろう…なんてことも考えたりしました。
ちなみに「EMOJI」は、よく聞いていると「エモジ」ではなくて「イィモゥジ」って感じに発音されています。Eがイー、Oがオゥ、と発音されるからだと思うのですが、番組内で頻発の言葉なので、1シーズン見終わると「イィモゥジ 」っていう言葉がしばらく耳にこびりついて離れなくなります。
東京「日常をドラマチックにする」バッグ
Saori Mochizuki
デザイナー 望月沙織
- Movie評
- The Circle / Netflix / リアリティ番組 / ザ・サークル / 絵文字 / EMOJI
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