聞き流す教材は効果があるのか??/香港映画「欲望の翼」を観てきました
こんにちは、東京の水玉オリジナルバッグブランド「Saori Mochizuki(サオリモチヅキ)」のデザイナー望月沙織です。
香港にこれだけ入り浸っているんだから、、、と、やっと重い腰を上げて始めた広東語(香港の公用語の1つ)の勉強ですが、なんとなく独学で細々と続いております。
昨日は「欲望の翼」という香港の少し古い映画を見てきました。
広東語で書くと、「昨日映画を観てきたよ」は、
我噚日睇咗戲喇
となるそうで。。。
映画では、数字が1つ2つと、「彼はフィリピンにいる」というセリフが聞き取れてちょっと嬉しかったです。
わたくしが今までに勉強した外国語は英語とドイツ語のみで、広東語は初めて本格的に触れるアジアの言葉になるのですが、言葉の背景にあるメンタリティが欧米に比べて日本と近いからか、文法は英独に比べてはるかに楽な印象があります。
でも平仮名や片仮名、またはアルファベットのような表音文字を持たないので、初見だと字面だけではまずなんと発音していいのか皆目見当もつかないのが難点です(↑の「我噚日睇咗戲喇」、わからないですよね…)。
かつ、インプットの数がまだほぼゼロ状態なので、聞いても聞いてもチンプンカンプンなのが辛いです(笑)。
そう思うと英語は、ダメだダメだといいつつも、やっぱりダテに長いこと触れてきてないなぁと思いました。
ちなみに「聞き流すだけでいい」という外国語教材の広告をよく耳にしますが、あれは本気で真に受けてただ単に聞き流してもなんの効果もないと思います。
香港で死ぬほど広東語を聞き流してきた(けどなんの効果もなかった)わたくしが言うのだから本当です…。
ただ最近、「八達通」(「オクトパスカード」というカードの広東語表記。香港版「Suica」みたいなカードのこと)の読み方を学んだのですが、それがわかってからは、広東語会話のCDを聞き流していても、「八達通」という音はやたら耳に飛び込んでくるようになりました。
なのでおそらく、ある程度単語や文法のインプットがある上で聞き流す分には多少の効果があるのではないかな、と思いました。
わたくしがあまりに香港香港いうので、お子は「こんこん」という言葉を覚えてしまいました(本人は「ほんこん」と言ってるつもり…)。
かつ、音読CDに合わせてうなるわたくしの真似をするので、そのうち妙な訛りのある(そして全く通じない)広東語もどきを身につけてしまうんじゃないかとヒヤヒヤしています。
親子で広東語ができるようになれば理想的ですが、さてどうなることでしょう。。。
なまぬるく、見守っていただけたら嬉しいです。
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Hong Kong Vision
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デザイナー 望月沙織