とっかかりさえ乗り越えられればこっちのもの:自転車練習編

 

こんにちは、東京の水玉オリジナルバッグブランド「Saori Mochizuki(サオリモチヅキ)」のデザイナー望月沙織です。

 

お子の話しが続きますが…この度、自転車に乗れるようになりました!

 

足漕ぎ自転車(ストライダー)はだいぶ前から乗っていて、両足をあげて乗り回すこともできるようになっていたので、昨年の10月に親戚からおさがりでまわってきたマウンテンバイクにトライしてみたのですが、まだ自転車自体が大きすぎたのもあって全然乗れず断念したことがありました。

 

その時大号泣したのもあり、

 

「じてんしゃ は もうちょっと おにいさんに なったらねー」

 

と、全然手をつけようとしませんでした。

 

それが、数日前、突然

 

「かけっこ と じてんしゃ の れんしゅうをする…!」

 

と言い出したので、ここぞとばかりにマウンテンバイクを出してあげたら、

 

「これじゃない!ちっちゃいほう(ストライダー)でやるんだおーー!!」

 

と言い出しました。

 

マウンテンバイクで練習するとばかり思っていた撮影部長はイライラがマックスに…。

 

「こっちにしようよ」

「いや、いやだ」

 

の押し問答を繰り広げ、空気が非常に険悪になってしまったので、もういいじゃん、とりあえずちっちゃい方でやろうよ、と割って入りました。

 

でも、、、。

 

ここへきて段々と分かってきたのですが、プログラミング講座の一件や、夏祭りボイコット事件のように、お子には、とっかかりで怯えてしまう、という悪癖というかなんというか、そういう習性があります。

 

最初にちょっとだけ怖いと思ってしまう部分さえ乗り越えてしまえば、あとは逆にノリノリで楽しめたりするのです。

 

なので今回も多分そうなるんじゃないかな、、、と踏み、ルンルンでちっちゃい足漕ぎ自転車を漕ぐお子を、お子のマウンテンバイクにまたがって、めっちゃ速いスピードで追い越してみました。

 

その後も、ヒャッハー!ヒャッハー!とめっちゃハイテンションでお子の周りをマウンテンバイクでぐるぐるしてみると、

 

「それ、OO(お子の名前)の じてんしゃ だお!!」

 

とムキになり始めました。

 

こうなったらしめたもの、です。

 

「エェーーっ!じゃあ、こっちの自転車に乗りたい人ーー!!」

 

というと、間髪入れずに

 

「はいっ!!!」

 

とあいなりました…(笑)。

 

とは言え、さてどうなることか、と内心ハラハラしてみていたら、今回は身体の大きさがやっとマウンテンバイクに追いついたということもあってか、またがって少し走った直後に冒頭の動画のように自走できるようになってしまったのです。

 

なんだかんだでプライドは高いので、撮影部長に支えられるのをうっとおしがり、またがった直後に

 

「てをはなして!!」

 

なんて生意気を言ったのですが、まさか離した直後に本当に乗れるようになってしまうとは思っていなかったので2人で心底びっくりてしまいました。

 

この直後、なんともいえないドヤ顔をして、思わず笑ってしまったのですが、その写真は個人的なインスタのアカウントにあげて、「自転車記念日」の思い出として残しておこうと思います。

 

東京「日常をドラマチックにする」バッグ

Saori Mochizuki

デザイナー 望月沙織

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