伸びきったパンツのゴム状態の右足について
こんにちは、東京の水玉オリジナルバッグブランド「Saori Mochizuki(サオリモチヅキ)」のデザイナー望月沙織です。
足のトラブル・第2幕 開演…。
先日、外反母趾の治療の一環として医療用インソールを作ったのですが、
今度は右のヒザ裏の少し上あたりに違和感が。。。
もともとここ最近、その部分になんとなくダルさや違和感、むくみは感じていたのですが、改めて触ってみると、皮膚がやけにボコボコしています。
あわてて合わせ鏡で見てみると、表面にウニョウニョと曲がりくねった状態の血管が浮き出てきてしまっておりました。
「下肢静脈瘤」という、ある意味立ち仕事の職業病みたいな病気です。
簡単に言ってしまうと、足の静脈(特に血流をせき止める弁)がバカになってしまって、血液を足の上(心臓)へ送り返すことができにくくなると起こる症状です。
すぐに命に別状があるものではないのですが、虫歯と同じで、放っておいて治るものでもないので、とりあえず下肢静脈瘤のみを専門に診ているという病院に行ってみることにしました。
エコーで診察していただくと、右足の該当部分周辺は、血液の逆流が起きている部分があって、症状としては中程度。
念のため診ていただいた左足は、全く自覚症状はなかったものの、ふくらはぎの一部に逆流が起きはじめている部分があるとのことでした(こちらは軽度)。
先生曰く、
「血管て、パンツのゴムと一緒で、使っていくうちに伸びきっちゃうんですよ。そして、一度伸びると戻らないんです。。。」
で、現在わたくしの右足は、その伸びきったパンツのゴム状態とのこと。
「右足に関しては、血管にカテーテルを入れてレーザーで焼く手術を受けることができます。
どうせそのうちやるなら、酷くなってしまう前にやってしまおうということで、このレベルの症状でも手術を受ける人はいます。
ただ、今すぐに手術が必要なレベルかと言われると、そうでもない感じなので、とりあえず医療用ソックスを履いてもらって、少し様子を見てみるという方法もあります。どうしましょうか…??」
ということで、一瞬悩みましたが、いきなりカテーテルを入れるのも怖いですし、インソールの時と一緒で「医療用ソックス」なるものに興味津々になってしまったので(笑)、とりあえずそれを履いて2週間後に再受診、ということになりました。
で、今もその「医療用ソックス」なるものを履いてこのブログを書いております。。。
履き心地がどんな感じか、などについてはまたこの後お話ししたいと思います。
ちなみに冒頭の動画は、、、。
足の血流を良くするためのマッサージ機でたわむれる息子の図です…。
わたくしがブルブルしていると割って入ってきてこの状態。
こちとら、カテーテルを入れるかどうかで悩んでいるというのに、のんきでいいよなぁと思った次第です。
東京「日常をドラマチックにする」バッグ
Saori Mochizuki
デザイナー 望月沙織