とまどいの胡蝶蘭その2
こんにちは、東京の水玉オリジナルバッグブランド「Saori Mochizuki(サオリモチヅキ)」のデザイナー望月沙織です。
昨日の胡蝶蘭の件、ちょっと解決しました。
詳しい友人がメッセージをくれました。
それで一番印象に残った言葉が、
「胡蝶蘭(贈答品の蘭の鉢植え全般)は、花が落ちたら終わりが一般的」
でした。
そうかー
そうかー!!!!
だから政治家の事務所も蘭でいっぱい、みたいなことにならないんですね。。。
一瞬、すごくもったいなくてひどいことをしている気になったのですが、よく考えたら切り花もそうです。
どうして切り花は良くて、鉢はダメなんだ。
なんとなく、鉢は「生きてる」感じがするからかな。
切り花はもう「死んでる」(だからあっさり捨てても罪悪感があまりない)って割り切りが、わたくしの心のどこかにあるんだと思います。
あとは「産業」って目線で考えると、新陳代謝よく新しいものを次々に買うって流れができている方が健全です。
以前、某アパレルブランドが
「買うことは減らし、求めることは増やす」
というキャッチフレーズをお店の入り口に掲げていたのをみて、なんたる詭弁、と気分が悪くなったことがあります。
だってお客さんが買わなくなったら、究極的にはそのブランドは倒産します。
それなのにそんな言葉を、これから買い物しようという気持ちで訪れるお客さんが必ず目にする玄関に掲げるっていったいどういう神経をしているんだろう、、、と思ったのです。
・・・と、若干話が脱線しましたが、いずれにしても胡蝶蘭はそういう運命、ということのようです。
「だからネットで調べても小難しいことしか書いてないのよね」
という友人の言葉に激しく納得しました。
ただ昨日も書いたように、今回の鉢は少し思い入れがあるものなので簡単には捨てたくないのです。
かつ「無理」と言われると燃えるロック魂に火がつきました。
とはいえ植え替えは
「今は時期じゃないです。春から梅雨までの間が一番良いようです」
とのことなので、今回はぐっとこらえて次の春まで粘ろうかと思います。
それまでに我が子が耐えてしまわないことを願う…。
ちなみに
この緑のびょんびょんは、根だそう。
わたくしの中の根の概念をぶっ壊す、なかなか頑丈そうなやつなので、今後も育ってくれそうな気がするのですが、どうなるでしょうか。
とりあえず、無事の越冬をめざします。
アドバイスをくれたP、どうもありがとうございました!
続く(たぶん)。
そして12月のわたくしの個展イベントもどうぞ宜しくお願い申し上げます。
個展販売イベントの会場が決まりました<2021年12/18(土)〜19(日)@中目黒ギャラリー(NO DESIGN GALLERY)>
Saori Mochizuki 個展販売イベント
2021年12月18日(土)、19日(日)
開催時間:調整中(追って告知致します)
会場:中目黒ギャラリー(NO DESIGN GALLERY)
東京都目黒区上目黒1-7-2
(1LDKというセレクトショップの隣)
中目黒駅から徒歩3分
!!以前Accent Colorの実店舗があった場所とは異なります!!
東京「日常をドラマチックにする」バッグ
Saori Mochizuki
デザイナー 望月沙織