未来のてんちゃんの腎臓のために寄付しました

尿道結石による急性腎不全で手術した猫のてんちゃん

これは7年前の術後の姿なのでご安心ください(現在は元気にしております)

 

こんにちは、東京の水玉オリジナルバッグブランド「Saori Mochizuki(サオリモチヅキ)」のデザイナー望月沙織です。

 

今日はバッグのお話とはちょっと離れて、ニャンコのことについて、です。

 

こちらの記事を拝見して、「なんと素晴らしい先生がいるんだ!!」と感動しました。

 

 

というのも我が家の猫・てんちゃんは、まさにこの記事にあるように、急性腎不全になって死にかけた経験があるのです。

 

野良生活から我が家にやってきて半年ほど経った7年前の春、てんちゃんには去勢手術を受けてもらいました。

 

術後帰宅すると、いつもは近寄らないキッチンのフロアマットの上にじーーっとうずくまっていたりと、なんだか明らかに様子がヘン。

 

改めて病院に連れて行きましたが、「手術の影響でしょう」ということで一旦帰宅しました。

 

それでも様子のおかしさは全然改まらないどころか、どんどん悪くなっていくように見えたので、再度おしかけ気味に病院に連れて行くと

 

「も、もしや、、、?!!!」

 

…先生がてんちゃんの下腹部をさぐり、少し強めに押すと、500mlのペットボトル2本分ほどものおしっこが溢れ出てきたのです…!!!

 

どうやら尿道が結石でつまり、おしっこを出したくても出せずに苦しんでいたようでした。

 

そのせいで体に毒素がたまり、腎臓の数値は振り切ってしまっていて、その場で再度入院することになってしまいました。

 

去勢手術の影響というよりも、我が家に来て半年間食べていたご飯の悪影響が偶然たまたまこのタイミングに重なってしまったということのようでした。

 

その後、尿道を短くする手術をしてもらい、カテーテルを入れての入院生活が続きましたが、1週間経っても2週間経っても数値が良くならず、ようやく3週間目くらいに、「帰宅できます」となって迎えに行ったら、今度はカテーテルが結石でガチガチになってしまって尿道から抜けず、結局そこからさらに追加で1週間、合計で1ヶ月の入院生活を送るハメになってしまいました。

 

それ以来、もう2度とこんなことになっては困る、、、!と思い、てんちゃんには少々お値段高めではありますが、尿道結石対策のご飯を食べ続けてもらっています。

 

おそらく味気ないのでしょう…ご飯をあげるたびに、「またこれですか、、、」という顔をするんですけど、こればっかりはどうしようもありません。

 

ただそのおかげもあってか、その後1度も結石は発症していません。

 

とはいえ、オス猫は特に結石を発症しやすく、それに伴って腎臓をやられやすいという話を聞いていたので、この宮崎徹教授のことは、心の底から応援したい!と思いました。

 

記事の中では新型コロナウイルスによる資金難のため、プロジェクトが中断中とのことでしたが、東大のHPから簡単に寄付ができるようになっています。

 

宮崎 徹 教授による猫の腎臓病治療薬研究へのご寄付について

 

わたくしも、未来のてんちゃんのために、そして、我が家とてんちゃんみたいな思いをする猫・人間が一人でも減ることを願って、早速寄付させていただきました。

 

税金の控除の対象にもなるようですし、みなさんにもぜひ寄付のご検討をいただけたら嬉しいな、と思います。

 

ちなみに当時の写真を見ていたら、

 

コルク

 

ドタバタと病院に向かうてんちゃんを心配そうに見送るコルクの写真が出てきました(右下に写っているキャリーにてんちゃんが入っています)。

 

2匹はべったり仲良くすることはありませんでしたが、お互いがお互いの存在を認め合っていて、それぞれを尊重する形で暮らしていたのが印象的でした。

 

なお、とても痛々しいてんちゃんでしたが…

 

尿道結石による急性腎不全で手術した猫のてんちゃん

 

退院後は、痛みが取れるとエリザベスカラー生活にもあっという間になれて、こんな感じでした。とにかく順応性の高い子で、逆にこちらの気持ちがついていけずびっくりする時があります。

 

いずれにしても、今はとっても元気に過ごしています。宮崎先生のお薬が使えるようになったとしても、お世話にならずに済む未来だといいなと願っています。

 

東京「日常をドラマチックにする」バッグ

Saori Mochizuki

デザイナー 望月沙織

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