大阪展示(9):新作バッグ「Stay Home」について
こんにちは、東京/てんてんしましま(水玉とボーダー・ストライプ)で日常をドラマチックにするバッグを作っている「Saori Mochizuki(サオリモチヅキ)」のデザイナー望月沙織です。
紆余曲折を経て、オリジナルの持ち手を使った新作バッグ、完成いたしました…!7月の大阪の受注会にて初お目見え予定です。
今回のバッグの名前は、そのものズバリ「Stay Home」です。
コロナ禍のStay Home中に、どけてもどけても仕事を「手伝い」にやってきた、我が猫てんちゃんとの日常をテーマにしました。
わたくしはもともと大学で映画の勉強をしたのち、映像の制作会社で働いていたという経験があるので、バッグにはいつも映画や映像制作にちなんだ名前をつけていました(「ラブコメディ」や、「ロケーションハンティング」など)。
そこには、「日常をドラマチックに」というブランドのコンセプト(日常生活の中で、ちょっとした楽しさや面白さを感じてもらえたら嬉しいという願い)が込められています。
しかし、、、このコロナ騒動勃発です。。。
下手したら半日ごとに状況が変化し(しかも悪化の一途)、今までに経験したことのないものと日常が置き換えられていくという事態が発生しました。
予定していた展示を2度に渡って延期せざるをえない状況に追い込まれました。
中目黒の店も、長期間に渡って休業しました。
現実世界が、地球規模で、映画などの虚構の世界を一気に追い抜いていくさまを目の当たりにして、しばらくは呆然としたものです。
それでもこの非日常が日常として新しいスタンダートになっていくのであるならば、今後はその中で生きていかねばならないし、その中から面白いものを見つけ出せた方が得だよな、と腹をくくることにしました。
なので、今回はあえて映画ではなく、「日常」をテーマにしました。
そしてそう思った時に、真っ先に目に飛び込んできたのがてんちゃんでした。
Stay Home というスローガン(?)の下、自宅でのリモートワークにいそしむわたくし達に「今日もみんなおうちなの??おうちなの??」と、嬉々として絡みつくその姿は、自分もしっかり働いていますよ、とでも言いたげな使命感すら漂わせていて、思わず笑ってしまいました。
持ち手の形は、ぬん、とパソコンに乗るてんちゃんをかたどっています。
ちょっと目を離すと、すぐこれ。
この、「く」と組んだ手も、表現していただきました。
生地の柄は、今日の写真のバッグのものを入れて3パターンあります。
赤・黒・べっ甲の持ち手に合わせて、それぞれ描きました。
そんなこんなの絵柄については、これから順番にご紹介したいと思います。
今日もありがとうございました。
「Stay Home」
オリジナルハンドル&プリント
A4ファスナートートバッグ
本体サイズ:W 31.4 x H25 x D10.4 cm
持ち手サイズ:W15 x H10cm(厚さ:0.8〜9cm)
(ショルダー用カン付き/ショルダーは別売)
—–
受注会は、どうぞお気軽にいらしてください。初めての方はハードルが高く感じられるかと思いますが、ご覧いただくだけでも気兼ねなくどうぞ〜。
サオリモチヅキ
新作バッグ受注会
「This is the Bag vol.2」
2020年7/16(木)-19(日)の4日間
11:00-18:00(最終日は17:00)
大阪府大阪市浪速区恵美須東1丁目16-16
・大阪メトロ堺筋線「恵美須町駅」3番出入口より徒歩1分
・大阪メトロ御堂筋線「動物園前駅」5番出入口より徒歩7分
・JR環状線「新今宮駅」東口(通天閣口)改札より徒歩7分
・阪堺電車「恵美須町駅」より徒歩1分
*商品は、受注会終了後宅配での引き渡しになります
*アイテムによっては、納品までにお時間をいただく場合がございます
*一部、即日お渡し可能な商品もあります
*お支払いには現金の他、クレジットカード・QRコード決済などがお使いいただけます
*念のため、入場の際はマスクの着用をお願い致します(会場でもSaori Mochizukiオリジナルの布マスクを販売いたします)
ーーーーー
東京「日常をドラマチックにする」バッグ
Saori Mochizuki
デザイナー 望月沙織
〜大阪展示までの道のり〜