橙子猫(ORANGE CAT)@早稲田大学国際文学館村上春樹ライブラリー
こんにちは、東京の水玉オリジナルバッグブランド「Saori Mochizuki(サオリモチヅキ)」のデザイナー望月沙織です。
早稲田大学 国際文学館には事前予約なしで入れるスペースもあります。
それは併設されているカフェ「橙子猫(ORANGE CAT)」です。
運営は学生さんが行っているとのこと。
詳細を調べていないのでどういった経緯でそういうことになったのか、また、運営している学生さんはどんな形でそのポジションにつくことになったのかはわかりませんが、いずれにしても在学中にそういう機会があるのはとても羨ましいことです。
ただ何となくの雰囲気で、接客の随所に、環境に甘やかされているような感じも嗅ぎ取れてしまって、おいもっと頑張れよ、なんて心の中でつぶやく辛口な自分もいました(そんなに混んでないのにコーヒー1杯にめっちゃ待たされる…のに、スタッフが顔なじみっぽい学生のお客さんとずーっとしゃべっている・15時のおやつタイム時にスイーツのメニューがほぼ空っぽ、などなど…)。
村上春樹という看板と、早稲田大学の構内という立地があれば、集客やブランディングなんて考えなくてもお客さんはひっきりなしだと思うので、これがビジネスの全てだなんて思ってほしくないぞ、と、ひがみ根性丸出しで思ってしまいました。笑
それはさておき、このカフェの店名「橙子猫(ORANGE CAT)」は、村上さんの飼っていた茶トラの猫が由来だそうです。
正確にいうと、
村上さんご夫妻が早稲田大学在学中に東京・国分寺に開店したジャズ喫茶『ピーターキャット』に縁(ゆかり)があります。名前決めの際に『ピーターキャット』の由来となった夫妻の飼い猫「ピーター」が【オレンジキャット(茶トラ猫)】であったことから、夫妻からご提案を頂きました。
ー「橙子猫」noteより抜粋
ちなみに猫の毛色については、言語によって表現の仕方が異なるので面白いです。
うちのてんちゃんみたいな茶系の猫の毛色のことは、英語だと「オレンジ」というと聞いた時、言われてみれば確かに!と目から鱗が落ちる気がしました。
ただ、長年「茶色」だと思って見てきた色なので、どう頑張ってもオレンジ色には見えなくて、固定概念て不思議だな、と思いました。
そんな茶トラのことを、1回オレンジに置き換えて、更にもう1回橙子に変換するというのは、いかにも翻訳家の村上さんらしい店名です。
それにしても、どんどん小洒落て垢抜けていく早稲田に気持ちが全然ついていけず戸惑いが隠せません。
コロナで構内に集う学生自体が少なくなったからでしょうか、、、大学の周囲にびっしり並んでいた小汚い立て看板もほとんど消え去っていて、びっくりしました。
かと思えば、尋常じゃないコメの量で納得させにかかる早稲田通りの定食屋さん(一膳)クオリティに安心感と胸焼けを感じたり、いろいろ気持ちの忙しい早稲田滞在でした。
はこちらから
12月のわたくしの個展販売イベントも、合わせてよろしくお願いいたします。
個展販売イベントの会場が決まりました<2021年12/18(土)〜19(日)@中目黒ギャラリー(NO DESIGN GALLERY)>
Saori Mochizuki 個展販売イベント
2021年12月18日(土)、19日(日)
開催時間:調整中(追って告知致します)
会場:中目黒ギャラリー(NO DESIGN GALLERY)
東京都目黒区上目黒1-7-2
(1LDKというセレクトショップの隣)
中目黒駅から徒歩3分
!!以前Accent Colorの実店舗があった場所とは異なります!!
東京「日常をドラマチックにする」バッグ
Saori Mochizuki
デザイナー 望月沙織