改良実験中
こんにちは、東京の水玉オリジナルバッグブランド「Saori Mochizuki(サオリモチヅキ)」のデザイナー望月沙織です。
年末年始で、もう使わなくなった材料の整理や、やらねばならぬのに長年放っておいたことを8割くらい片付け、少しわさわさしていた身辺が落ち着きました。
そこで新しい型紙作りに着手し始めました。
年始のブログで、今年はブランド立ち上げから10周年、というお話をしましたが、
改めて型紙を整理してみると、ものすごい種類を作っていることがわかりました。
ブランドを今の形にする前にも、5〜6年雑貨を作ることはやっていましたので、その時のものからカウントすると、それはそれはすごい数になります。
もちろん、今日に至るまでに、もうすっかり作らなくなってしまったものもあります。
代表的なものでいうと、
携帯ストラップ
ブックカバー
なんかがその最たるものです。
雑貨の委託販売をやり始めた当初は、この辺りが売れ筋商品で、納品すればあっという間に売れてしまっていました。サイズオーダーなどもよくご依頼いただいておりました。
何度か雑誌に取り上げていただいたこともありました。
間違いなくわたくしを育ててくれたアイテムの1つになります。
それが、デジタル化が進み、携帯(ガラケー)はスマホ、本は電子書籍化が進んだこともあり、これらはもうこの5年くらい1度も作っておりません。
そういった商品がある一方で、今でもずっとご愛用いただき、うちではすっかり定番のアイテムとなった形もあります。
それらには普遍的に必要としていただけるなにかが宿っているのだと思います。
だからといって、そこにあぐらをかいているのはよくないな、とも思います。
なので、定番アイテムのいいところはそのままに、でも今まで以上にパワーアップしたものを送り出せるように、あれこれ試行錯誤している最中です。
強度などを確かめるために作った試作はなかなかいい感じでした。
この後、実際のものに仕立てたいと思います。
東京「日常をドラマチックにする」バッグ
Saori Mochizuki
デザイナー 望月沙織