お財布の内生地に求められるもの
こんにちは、東京の水玉オリジナルバッグブランド「Saori Mochizuki(サオリモチヅキ)」のデザイナー望月沙織です。
今日はお財布を作る時に悩む部分についてのお話しです。
新たに長財布のオーダーをいただいたので着手し始めたのですが、今、内生地選びであれこれ手が止まっております。
表側が割とシンプルでスッキリした水玉になる予定なのと、内側に少しカラフルな感じをリクエストいただいたので、いつもバッグを作る時の感覚で、表生地にあうデザインの柄をぱぱぱっといくつか選び出したのですが、そこでふと考え込んでしまいました。
柄目しだいでは、お金を取り出す時に小銭の種類が見分けにくくなるかもしれないな、と思ったのです。
特にコインと同じくらいの大きさの白い水玉などは、薄暗いところだとコインと柄が同化してしまう可能性があります。
かといって、冒頭の写真・真ん中あたりにある細かい小花柄も、がちゃがちゃしてしまってやっぱり視認性はあまり高くありません。
むむむ、、、と思うものの、うちの手元には柄ものばっかり!(かつご希望も、柄もの)
いろんな組み合わせパターンを検討した結果、何種類かの生地を組み合わせてみることにしました。
さて、どんな感じに仕上がるでしょうか。脳内では完璧。乞うご期待…!(ハードル上がった!)
東京「日常をドラマチックにする」バッグ
Saori Mochizuki
デザイナー 望月沙織